スマートリモコンで外出先からエアコン操作

ペットカメラに続き、今度はスマートリモコンの話を。
夏本番を迎える前に、「のの」のために外出先からエアコン操作を可能にしておこうと、スマートリモコンを導入しました。

オキナインコは元々は南米出身のインコですが、北米やヨーロッパでも繁殖しており、暑さにも寒さにも比較的強いそうです。
とはいえ、夏本番の日中の室内はエアコン無しだと軽く30度を超えますし、何より日本の夏は湿度がとても高い。いくら暑さに強くても、「のの」にエアコン無しで真夏の日中を過ごさせるのは酷でしょう。

日光浴は重要だけど、日当たりがよすぎる場所は温度が高い。エアコンは必須だけど、風が直接当たるのもよくない。ケージの設置場所には配慮が必要

したがって暑い日は夫婦の留守中もずっとエアコンを付けることになってしまうのですが、エアコンのON/OFFや温度調節を外からも行えると便利で経済的なはず。
ということで、何かよいソリューションはないだろうか? となったわけです。

時代は「スマートホーム」「IoT(Internet of Things)」ですが、日本では買ってすぐインターネット越しに操作できる家電はまだまだ少ないのが現状。
我が家のエアコン「霧ヶ峰(三菱電機)」も、別売の無線LANアダプターを取り付ければネットを通じて操作可能になるものの、この無線LANアダプターが意外と高くて10,000円弱します。

しかし、赤外線リモコンで操作可能な家電をインターネット越しにスマホで操れるスマートリモコンを用いれば、エアコンのみならずTVや照明なども外出先からON/OFFすることが可能になります。
このスマートリモコンが6,000〜8,000円ほどで買えてしまうので、エアコンしか操作できない霧ヶ峰純正の無線LANアダプターを10,000円で買うよりもずっといい。
というわけで、私がチョイスしたのはラトックシステムのスマート家電コントローラ。

選定理由は、スマートスピーカー(Amazon Echo)経由で家電操作ができたことと、温度・湿度計(さらに照度計)の機能も兼ね備えていたこと。
特に温度・湿度を計測してくれる機能は重宝していて、外出先からペットカメラで「のの」の様子を見つつ、「今、部屋の温度・湿度はどうかな?」も逐次チェックしています。

スマート家電コントローラは握り拳よりもひと回り小さく、設置には電源が取れるちょっとしたスペースさえあれば大丈夫。また、リモコンの感度も良好なので部屋の片隅に設置しています

7月に入って猛暑が続く今は、朝からずっとエアコンを付けっ放しでよいので外からのエアコン操作は必要ないけれど、少し涼しくなってきたら部屋の温度・湿度を見たうえで外からエアコンを付けたり・消したりということもやれそう。

ちなみにAmazon Echoを使った声での家電操作については、今のところほとんど使っていません。
スマートスピーカーにオーダーを正確に伝えるのはまだ難しくてイライラさせられることも多く、家にいる時は普通のリモコン操作で十分だと感じました。

スマホアプリ「家電リモコン」の画面キャプチャ。Amzon Echoで家電を動かすためには「カスタムスキル」と「スマートホームスキル」の2種類の設定が可能。カスタムスキルを使えば家電を細かくコントロールできますが、いちいち「家電リモコンを使って〜」と喋るのは面倒…

最後にスマートリモコンの設定方法についてですが、アプリにはあらかじめメジャーな家電メーカーのリモコンが多数登録されています。
また、プリセットで存在していなくとも、実際のリモコンを使って赤外線信号を家電コントローラに学習させることが可能です。
我が家では、エアコンの他に、TV、BD/DVDレコーダー、照明、扇風機を登録しました。

総評としては、非常に便利で重宝しています。
ペットカメラとともに買ってよかったと思える商品でした。

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