縫わずに作る「夏用おやすみカバー」

ケージをすっぽりと覆って光を遮断し、愛鳥を寝かせるのに便利なおやすみカバー。
我が家ではHOEIのものを使用しています。

裏が遮光生地になっていて、光を通さずとても便利だったのですが、
真夏になり、夜も暑いので風通しの良い夏用カバーにしてあげたいと思うように。

しかしネットなどで探してみてもあまり良いものが見つからず・・・
作家さんにオーダーするとお高いし時間もかかるし・・・
幸いなことにおやすみカバーの作り方はネットで色々と紹介されていて、ミシンがあれば簡単に作れるようですが、わが家にミシンはなく手縫いだと手間がかかるし、困った・・・

そこで思い出したのが以前手芸店で見かけて気になっていた、縫わずに接着する布用ボンド。
正直邪道だなーと思っていましたが、クオリティを求めずに早く仕上げたい時には便利なアイテムです。

こんな感じの見た目。ヘラが付属しています。

通気性の良さそうな綿麻混の布を手芸店でセール価格で購入。1400幅1mで1000円くらいでした。
作り方は布を張り合わせていくだけなので大した作業ではないのですが、何だかんだ半日かかってしまいました。

一番大変だったのは角パーツの寸法出し・・・
というのも、実際にケージを測ってみると、布が微妙に足りない!大幅に足りないのであればまた手芸屋で同じ布を買えば良いことですが、本当に微妙に惜しい!という感じだったのです。

どう布をとれば収まるか、イラレを使って色々とシミュレーションして、それに2・3時間費やしてしまいました。
結局、出来上がりの長さを少し短くすることに。

1. パーツを作る

裁縫で一番面倒なのがパターンをひいての裁断作業。
普段あまりこういう作業をしないので不慣れで時間がかかる・・・ハサミの切れ味も悪い。
やっとの思いでパーツを作りました。

前、後ろ、右、左、天の計5つのパーツ。 端1cmほどは内側に折る。

2. 裁ほう上手で接着する

アイロンで折り目をきちんとつけて、張り合わせていく。
ボンドを出してみて思ったのが、セメダインっぽい。
結構ねっとりとして重めの液体で、ヘラで均一に伸ばすのが割と難しい。どうしてもはみ出してしまう。格闘しながらなんとか張り合わせ、アイロンで圧着。
割と短時間で圧着され、強度が強いところはすごいです。

しかし意外と神経を使うしボンドを伸ばすのも簡単ではないのでミシンを持っている人はミシンの方が早いかもです。

裁ほう上手を付属のヘラで伸ばしていく。
アイロンで接着する。
角は折り込んで処理しました。

3.パーツ同士を接着

裁ほう上手で、同じようにパーツ同士を張り合わせ、アイロンで接着。
裏から張り合わせ、全て張り合わせたら表に返す形です。

4.マジックテープを付ける

最後の仕上げにマジックテープを装着。
前側の左右3カ所をマジックテープでくっつけられるようにしました。
こちらのみ手縫で付けました。

ボンドで接着した上から縫うので固くて本当に縫いにくかったです。
ボンドの公式ページではマジックテープもボンドでくっつけているようなので、縫わなくてもボンドで留められたのかもしれません。

前側を開けられるようにするためのマジックテープです。

おやすみカバー完成!

割と苦戦しながらも無事に夏用おやすみカバーを完成させました。

ちょっと下が空いてるけど・・・ご愛敬!

クオリティは別として、丈夫でしっかりと役目は果たしてくれています。
ボンドはスティックタイプもあるようで、こちらの方がもしかしたら使いやすいのかもしれません。

使い方さえ慣れれば色々なものに使える優れものだと思います。
いつかはちゃんとミシンが欲しいですが・・・その時まではこちらで代用。

今度は縫わずに作るバードテントにも挑戦したいと思っています。

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