レンズ交換でフォトジェニックなオキナインコ撮影会

私が普段使っているカメラは2017年に購入したオリンパスのミラーレス一眼PEN E-PL8。
これまではキットレンズと呼ばれるカメラボディにセットで付いてくる標準レンズを使っていましたが、やはり室内の撮影ではどうしても写りが暗い。
そこで、よりフォトジェニックなののを撮影するために、絞り値(F値)の小さい単焦点レンズを購入してみることにしました。

キットレンズからの卒業

PENはオリンパス ミラーレス一眼のエントリーモデルで、軽く持ち運びしやすいサイズが特徴。デザインもかわいらしくて、女性人気も高そうです。

コンパクトなぶんだけセンサーサイズの大きい一眼レフカメラと比べると画質は少々劣りますが、それでも日常のスナップ撮影にはじゅうぶんなクオリティの写真を撮ることができます。もちろん、スマホのカメラなんかとはちょっと違う写真が撮れちゃいます。

これまでnono wolrdに掲載してきた写真のほとんどは、PEN購入時のキットレンズ M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 で撮影したものです。
このレンズは「パンケーキレンズ」と呼ばれる薄型で、ズームも効くので非常に便利ではありますが、そこはやはりキットレンズ。
撮って出し(=まったく加工しない状態)では少し暗めの仕上がりになります。

M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6で撮影したのの(加工なしのJPEG)

じゅうぶんキレイといえばキレイですが、やはりちょっと暗いです。

単焦点レンズ M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 を購入

キットレンズより写りがよく、比較的お手頃(とはいえ3万円前後ですが)なレンズを俗に「撒き餌レンズ」と呼ぶそうです。
撒き餌レンズにはF値1.4〜2.8ぐらいの明るい単焦点レンズが多いようですが、こうしたコスパのよい交換レンズを買ってしまったことをきっかけにどんどん高価で本格的なレンズを購入するユーザーが多いことから「撒き餌」と呼ぶのだとか。

今回、私が購入したのはまさにオリンパスの「撒き餌レンズ」と呼ばれる単焦点レンズ M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8。
F1.8の単焦点レンズには焦点距離が45mmのM.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8もあって25mmか45mmかで迷ったのですが、標準ズームレンズでそれぞれの画角を確かてみて、室内撮影中心であれば短めの焦点距離のほうが扱いやすそう、ということで、今回は25mmをチョイス。

Amazonで約3万円でした。もちろん、レンズフィルターも同時に購入して開封と同時に装着

ちなみにオリンパスのミラーレス一眼はマイクロフォーサーズというセンサーサイズ規格で、焦点距離がフルサイズセンサーの1/2 。つまり、マイクロフォーサーズの焦点距離25mmはフルサイズの焦点距離50mmとほぼ同じです。
そして焦点距離50mmは人間の視野角に近い画角と言われているようです。つまり、マイクロフォーサーズの25mmは初心者にも撮りやすいレンズということだと思います。

人間の視野角に最も近く、撮影イメージがつかみやすい“標準”レンズ – ITmedia NEWS

ところで、オリンパスのレンズのブランド名「ZUIKO」って、なんなんだろう? と思って調べてみたら、「瑞光(ずいこう)」(=吉兆を示すめでたい光)が由来なんだとか。
「M.ZUIKO」の頭文字の「M」はマイクロフォーサーズ(ミラーレス一眼)用を意味しているそうです。

ズイコー – Wikipedia

M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8で撮影したのの(加工なしのJPEG)

どうでしょう? まだレンズを購入して1週間ほどであまりよい写真が撮れていないのですが、最初の4枚は夜に撮影したものなんです。夜でも明るい写真が撮れます。
標準ズームレンズと比べるとピントの合っていないところがよくボケていますね(ののの顔にピントが合っていて、身体がボケている)。

オキナインコはじっとしていることがほとんどないし、当然ポーズのリクエストもできないから、いい写真が撮れた時の嬉しさはひとしお。
しばらくののの写真を撮るのが楽しみになりそうです。

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