犬でも猫でも、どんなペットであっても飼い主にとっては我が子のように可愛いことでしょうが、もしもあなたがこれからペットにインコをお迎えしたいと考えているのなら、ぜひこのエントリーを参考にしていただけると嬉しいです。
インコ初心者の私が「インコを飼ってよかった!」と思える5つのことをご紹介します。
我が家は夫婦2人暮らしですが、インコを迎えたことでまるで家族が一人増えたよう。早く家に帰らなきゃ(帰りたい)と思うようになりますし、毎日の生活にも張り合いが出ます。
もちろん、いいことばかりでもないのですが、今回のエントリーではインコを飼ってよかったと思えることだけをまとめてみます。
【インコを飼ってよかった! その1】
人によく懐き、感情表現が豊か
インコの種類によって性格は違うし、同じ種類のインコでも性格の個体差は大きいと思いますが、動物のなかでも感情表現豊かなのがインコに共通する特徴です。野生では群れで暮らす動物だから、コミュニケーション能力はとても重要なのでしょう。
「のの」もお迎え当初こそ警戒して人の手に自ら乗ってこようとはしませんでしたが、今では指を身体の近くに差し出すだけで、ちょこんと手に乗ってきます。いわゆる「手乗り」のインコで、よく懐いています。
もちろん「のの」は「好き」「嬉しい」「楽しい」といったポジティブな感情だけでなく、「嫌い」「寂しい」「怖い」といったネガティブな感情表現も豊かです。最近は我が家に慣れてきたせいか、自己主張が強くなってきた気がします。暇だったり、気に入らないことがあると甲高い声で鳴いたり、何かにビックリするとすぐに飛んで逃げようとします(まだ上手に飛べないのに)。
放っておかずに毎日きちんと構ってあげる必要はありますが、それはどんなペットでも、相手が人間であっても同じことですね。
【インコを飼ってよかった! その2】
知能が高く、おしゃべりを覚える
「鳥頭(とりあたま)」という言葉(物忘れが激しいこと。記憶力の弱いことのたとえ)がありますが、現実の鳥(オウムやインコ)はとても知能が高い動物です。
かく言う私も、インコがこんなに頭のいい動物だとは、飼うまで知りませんでした。感情表現が豊かでコミュニケーション能力が高いのも、知能が高いが故でしょう。
最も知能が高いとされる大型インコ「ヨウム」の知力は人間の5歳児に相当するとも言われているそうです。
「のの」はまだはっきりした発話はできませんが、時々、私たちがよくしゃべりかける「ののちゃん」「おはよう」という言葉を必死で真似て発音しようとしています。
きっと1歳になる頃にはおしゃべりを覚えてくれるのではないでしょうか。
【インコを飼ってよかった! その3】
身体が丈夫で長寿
これもインコの種類によるし、個体差も大きい話ではありますが、一般的にインコは長寿です。インコとは少し種類が違いますが、大型オウムだと100歳を超える子もいるようで。
100歳超えも? ご長寿オウムたちが集う家:朝日新聞デジタル
基本的には身体の大きさに比例して寿命も延びますが、前述のヨウムの寿命が50年ほどだそうです。オキナインコはペットショップや本などの情報では15〜20年が寿命とされていることが多いですが、ネット上の情報などを見ていると30年ほど生きる個体も決して珍しくはなさそうです。かなり長生きなペットと言えるでしょう。
基本的にインコは暑い国に生息していることが多く、寒さには弱いと言われていますが、部屋の中で飼うぶんには人間と同じ基準で暑い・寒いを考えて問題なさそうです。真夏には冷房が、真冬には暖房が必要になりますが、飼育のために特別な設備が必要ということはありません。
ちなみにオキナインコの場合は南米〜ヨーロッパまで広く生息していることから、暑さにも寒さにも比較的強く、身体も丈夫だと言われています。
「のの」はまだ生後5か月ほどで健康そのものに見えますが、秋になったら健康診断を受けさせたいと思っています。
【インコを飼ってよかった! その4】
生活リズムが朝型。規則正しい生活を送れる
インコは朝型で早起き。昼間に活動して夜は大人しく眠ります。
日中は元気に動き回りよく鳴いても、夜になりケージにカバーをかけてあげると「のの」が鳴くことはありません。ケージ内のバードテントに入って大人しく眠ります。
朝は6時頃から鳴きはじめることもありますが、朝の鳥の鳴き声というのは清々しいものですし、基本的には私たちがケージカバーを外すまで大人しくしていることが多いです(足音を察知してか、カバーを外す時にすでにバードテントからは出ていることも多いです)。
日光浴も好きなので、部屋を明るくしたり暗くしたりすることに特別気を遣う必要がありません。明るさに気を使うとすれば、曇りや雨の日の留守中、部屋が暗くなり過ぎないように電気をつけてあげることぐらいでしょうか。
人間の生活リズムとしても理想的なサイクルで生活してくれるので、インコのために生活リズムが乱れるということがありません。ちなみに我が家は6時半頃「のの」を起こし、21時台には「のの」を寝かせるようにしています(本当はもう少し早めに寝かせてあげたほうがよいのかもしれません)。
【インコを飼ってよかった! その5】
お金がそれほどかからない。しかも私たちの外食も減った
ペットを飼うにはもちろんお金が必要ですが、思ったほどでもない、というのが今の私の感想です。
ケージやその周辺を揃えるのに2〜3万円ほどかかりますが、一度揃えてしまえば長く使えるものです。餌代は1カ月に1,000円程度ですし、おもちゃは妻が紹介している通り、100均や雑貨屋さんでいろんなグッズを見つけられるでしょう。
その他、トイレットペーパーや掃除用品も買わなければいけませんが、お金よりは掃除に費やす時間が増えることのほうがコストと言えます。
ただ、電気代はちょっと高くなりましたね。暑い日は、日中エアコン付けっ放しで仕事に行かざるをえないですから。冬も暖房代がかかるでしょうね。
ちなみに「のの」自体は検査代や消費税を含めて10万円強でした。大型(オウム含む)や希少なインコはもっと値が張りますが、オキナインコは10万円前後で購入できると思います(ノーマルよりブルーのほうが相場は高い)。
中型インコは犬や猫と比べれば価格は安め。そして身体が小さいので食べる量も少ないし、おもちゃのサイズも小さくてよいのです(なのに長生き)。
そして、副次的な話ですが「のの」を飼うことで私たちの外食も減りました。可愛いペットが家にいることで、「なんとなく」外に食べに行く、というのはなくなりました。
家でご飯を食べるとやっぱり食費は減りますね。ここ2〜3カ月は以前と比べて食費が減ったと思います。
ということで、長くなりましたが「のの」を迎えてよかったと思えたことのまとめでした。
ギズモードでこんな記事も見つけました。
ペットを飼うならだんぜんインコ! 小さくても命を救ってくれるほどの賢さ | ギズモード・ジャパン
とはいえ、冒頭にも書きましたが、決していいことばかりというわけでもありません。
次回は逆に、よくないこともあるよ、というのをまとめてみたいと思っています。
こんにちわ
インコの飼育費用は犬に比べて安いといえば安いですけどね。
病気になったときは意外とかかります。
現在10歳のオキちゃんは肝臓疾患で通院しています。
時々風邪をひく子がいます。
めったには引きませんが、1羽で籠に入れている場合は温度に注意するよう獣医さんに言われています(冬季)
私のところには毛引きの子はいませんが、皮膚病になる子はいます。
新入りを入れた場合は喧嘩に注意する必要もあります。
足の指をかみ切ることぐらい簡単にやってしまいます。
籠の上に止まった子の足を籠の中から噛みついたこともあります。
このような喧嘩でインコは結構つま傷があります。
個性があって面白いですけどね。
シマリスさん、
コメントありがとうございます。
我が家の「のの」は今のところ病院にはかかっていませんが、
そろそろ一度健康診断には行かせたいと思っています。
今は健康そうに見えても、内臓なんかはその子によって
強い・弱いあるでしょうし、人間と同じで
おっしゃる通りそれも個性ですよね。
それと、「のの」はまだ一度も冬を経験していないので、
寒い冬はちょっと心配です。
オキナインコも風邪を引くんです。
鼻水出したりくしゃみしたり。
病院で相談したのですが2羽で飼っているのはお互いくっ付いているのでまず大丈夫。
1羽で飼っているのはヒーターを入れてやるほうが無難ということでした。
サーモスタットで温度設定して20~23度くらいにしています。
嫁が心配症で冬寝るときは①お休みカバーをかける②その上に毛布を掛ける③全体をビニールカバーで覆う
こんな状態です。
2羽で飼っているのはビニールカバーをかけて、寝るときは黒い布をかけてやるのですが、嫁が勝手にその上から毛布を掛けています。
土間で飼っていますがヒーターは入れてません。
生後1年で里子に来た子がいるのですが、糞便検査で菌が多い・・・と診断されました。
真菌ではなかったのでよかったのですがそれでも2か月の間投薬しました。
東京だと病院も沢山あっていいですね。
私は片道70㎞の病院にかかっています。
通院するだけでも大変です。
突然すみません🙇
私もオキナインコ3歳くらいになる子を飼ってるのですが、噛んできた時
インコに対してどういう対応をしてらっしゃいますか?🥺
もはや、噛むことが悩みになってて
ほかのオキナインコを飼ってる方はどうしてるのかと思いコメントをしました